音場(OTOBA)~都心から一番近い森の記憶
かつてあった森、今隣り合う森に耳を澄ます。
「都心から一番近い森のまち」として賑わいを増し日々移り変わる街・流山。かつてはスターツおおたかの森ホールや流山おおたかの森駅前にも森がひろがっていました。現在も街のシンボルである森。森と私たち人間の暮らす街はどのように隣り合っているのでしょうか、あるいは隔たっているのでしょうか。静かなようで、生命の喧騒にあふれている森。私たち人間は森の音にどれほど耳を澄ませているのでしょうか。
作曲家・サウンドデザイナー足立美緒が、流山市内の森や街のリサーチ・フィールドワークによって集めた環境音や、風景に呼応する音楽によるサウンド・インスタレーションを制作。ホールとホワイエでそれぞれの空間に合わせたサウンドシステムを構築。マルチチャンネルスピーカーによる精緻な立体音響による音に包まれたり、散りばめられた音を探し歩いたり…森と街、現実と非現実、静謐と喧騒が入り混じる音空間としての「森」が出現します。
2023年11月11日(土) 、12日(日)
各日とも10時~20時
会場:スターツおおたかの森ホール
入場料:1,000円(税込み)
※未就学児の入場不可(小学校高学年以上推奨)
【主催】スターツおおたかの森ホール指定管理者
MORIHIBIKU共同企業体 アクティオ株式会社
企画制作:株式会社アコースティックフィールド、株式会社ラプソディ
企画協力:株式会社コジマ
【チケット購入】
2023年9月10日(日)10時~発売開始
スターツおおたかの森ホール1階インフォメーション、もしくはオンラインで購入いただけます。
◆窓口
スターツおおたかの森ホール1階インフォメーション
◆WEB(オンラインチケット)
teket https://teket.jp/172/26520
作曲家・サウンドデザイナー
足立 美緒(あだち みお / Mio Adachi)
1993年生まれ。東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科首席卒業・アカンサス音楽賞受賞、同大学院修了。大学在学中より短編アニメーション、ゲーム、広告、ダンス、ファッションショー、展示空間等の音楽を制作。映像などのメディアのための音楽や邦楽器・雅楽器のための音楽に加え、近年は立体音響や地域に関連した作品を多く手がける。自然や土地の風景との関係性、歴史や社会の記憶などに対する想像力を開くような体験を創出している。サウンドデザイン、演出、プランニング等の分野でも活動、受賞。雅楽・邦楽・作曲グループ「音・音」主宰。2022 年和田淳監督『半島の鳥』 で「Award for the Best Music Film」受賞(Animator 2022, Poland)。 音楽を提供した、原千夏『空想の大陸 ―記憶の岩―』が、初の立体音響作品として東京藝術大学大学美術館に所蔵。2023年、箏・雅楽器×Dolby Atmosによる1st EP『想像、そしてダンス』を配信リリース。株式会社ラプソディ所属。
ウェブサイト:https://mio-adachi.com
Twitter:@mio_adachi
Instagram;@mioadachi
